電子チケットを見せる、会場までの道順を調べる、待ち合わせの連絡をする。ライブ当日はスマートフォンを取り出す場面が多くあります。スマホショルダーは収納の選択肢の一つですが、ケースとの相性や持ち方が合わないと、かえって扱いにくくなることもあります。
ここでは特定商品の使用感を断定せず、手持ちのスマートフォンと組み合わせるときの確認点をまとめます。買う前に、普段のバッグやポケットで不便を解消できるかも試してみましょう。
スマホショルダーが役立つ場面と、しまっておきたい場面
入場前に電子チケットを表示するときや、移動を止めて地図を見るときは、取り出す場所が決まっていると便利です。ただし、ぶら下げたままなら落とさない、盗難に遭わないという保証はありません。
公演中や混雑した通路では、スマートフォンが周囲の人や物にぶつからないよう、バッグなどへ収納する方法も用意します。撮影や端末の使用については、公演の公式案内とスタッフの指示に従ってください。
選ぶ前に確認する5つのこと
1.ケースの形と取り付け方式が合うか
ケースに挟むシート式、専用の取り付け穴を使う方式、スマートフォンをポーチへ入れる方式などがあります。挟むタイプは「どのケースにも使える」と考えず、メーカーが示す対応条件を確認しましょう。ケース下部の開き方や素材によって使えない場合があります。
装着後にケースが浮いていないか、端末がしっかり収まっているかを見ます。取り付けるためにケースを切ったり、端末を無理に押し込んだりせず、合わない場合は別の収納方法を使いましょう。
2.充電ケーブルを無理なく接続できるか
取り付けパーツが充電口に重なる形式では、普段使うケーブルの端子が奥まで入るかを確認します。ケーブルを斜めに押し込んだり、強く曲げたりしないでください。写真で空いているように見えても、端子の太さで使い勝手が変わることがあります。
当日の充電準備は、ライブ向けモバイルバッテリーの選び方でも確認できます。
3.長さを調節しても、余ったひもが邪魔にならないか
当日の服装とバッグを身につけ、立つ、座る、端末を手に取る動作を試します。長すぎるとスマートフォンが揺れたり引っかかったりしやすく、短すぎると画面を見るときにひもが張ります。操作しやすく、周囲へ大きく振れない長さに調整しましょう。
エスカレーターやドア付近では、ひもや端末を引っかけないよう注意します。歩きながら画面を操作せず、安全な場所に止まって使ってください。
4.留め具とシートに傷みがないか
金具の開閉、縫い目、ひものほつれ、シートの裂けや変形を確認します。小さな傷みでも負荷がかかる場所なら使用をやめ、メーカーの案内に従って交換してください。耐荷重の表示があっても、落下を完全に防ぐものではありません。
確かめるときは机などの低い位置で端末を支え、強く引っ張る試験や高い位置から吊るす試験はしないようにしましょう。
5.公演中にしまう場所があるか
チケット確認が終わった後、端末とストラップをどこへしまうかまで考えます。収納時にひもがファスナーへ挟まらないか、端末の画面に鍵や硬い金具が当たらないかを確認してください。
財布なども一緒に持つなら、ライブ用バッグの選び方を参考に、荷物全体で収まるか試しましょう。
ポーチ型とストラップ型は、使う動作で比べる
ストラップ型:画面を取り出す手順を少なくしたい
端末やケースに直接取り付ける形式は、画面を使うまでの手順を減らしやすい一方、端末が露出します。人混みでぶつけない持ち方と、使わないときの収納場所が必要です。ケースの対応条件を先に確認しましょう。
ポーチ型:端末を覆って持ちたい
ポーチへ入れる形式では、ケースを付けたまま収まる内寸と、取り出し口の広さを確認します。カードや財布まで入れると、端末が取り出しにくくなることもあります。画面を覆ったまま操作できるかは素材や仕様によるため、当然に使えるとは考えないでください。
また、ポーチへ入れれば防水になるとは限りません。雨の日は製品の防水・撥水に関する説明を確認し、濡れた端末をそのまま充電しないようにしましょう。
出発前に試しておくこと
□ ケースと取り付けパーツの対応条件を確認した
□ ケースが浮かず、端末が収まっている
□ 普段の充電ケーブルを無理なく接続できる
□ ひも・金具・シートに傷みがない
□ 当日の服装で、座る・取り出す動作を試した
□ 電子チケットの表示方法を確認した
□ 公演中の収納場所を決めた
電子チケットの準備は、ストラップの準備と別に確認します。チケットによっては専用アプリでの表示や通信が必要です。スクリーンショットだけで入場できると決めつけず、購入先・公演の案内を確認してください。
よくある疑問
スマホショルダーがあればバッグは不要?
必要な荷物によります。本人確認書類、財布、飲み物などがあるなら、それらの収納も必要です。スマートフォンだけを取り出しやすくする道具として考え、荷物全体はライブの持ち物完全チェックリストで確認しましょう。
手持ちのケースに付けられる?
端末の機種が合うだけでは判断できません。ケースの形、充電口、取り付け穴など、パーツ側の対応条件も確認します。説明が不明確なら、販売元へ確認してから選びましょう。
ライブのために必ず買ったほうがいい?
必須ではありません。閉じられるバッグのポケットなどで、無理なく取り出して戻せるなら、手持ちの収納で対応できます。取り出すときに何が不便なのかを確かめてから、必要な場合に選びましょう。
取り出しやすさと、しまいやすさをセットで考えよう
ライブ用のスマホショルダーは、見た目だけでなく、ケースとの相性・充電口・長さ・取り付け部分・収納場所を確認することが大切です。入場前に使いやすく、公演中は周囲の邪魔にならない状態にできるかまで試して、当日に備えましょう。
荷造りの進み具合は、ライブ持ち物チェックツールで記録できます。日帰り・宿泊・雨の日の準備に合わせて使ってみてください。
